町村官房長官:日銀総裁、空席回避にあらゆる可能性検討(2)

町村信孝官房長官は13日午前の記者会見で、 19日に任期を迎える福井俊彦日本銀行総裁の後任が決まらずに総裁ポストが 空席となる事態を回避するため、政府案の再提示や候補者の差し替え、日銀法 改正による福井氏の任期を一時的に延長する案などを含めあらゆる方策を検討 する考えを明らかにした。

町村氏は「空白をつくらないようにすることを前提に、しっかりとした対応をし ていきたい」との決意をあらためて表明。そのための具体的な方策については、 「再提示も一つの選択肢であり、それ以外の選択肢もありうるかもしれない。今こ の時点で福田康夫首相が対応を決めたとは理解していない」と述べた。

また、新総裁が決まるまでの間、福井現総裁が職務を執行できるように日銀 法を改正することも選択肢の一つかとの質問に対しては、「あらゆる可能性があ るという意味ではゼロ%から100%の可能性があるとしかいいようがない」と語っ た。

13日昼の衆議院本会議で政府案が同意された後の国会の動向について 「政党間で国対委員長会談を申し入れていると聞いており、もう一度そこから話 し合いの糸口をつかんでほしい」と述べ、事態打開に向けた政党間協議の開始 に期待感を示した。

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