2月の豪雇用者3万6700人増、予想の2倍の伸び-失業率4%に改善

オーストラリア統計局が13日発表した雇用 統計によると、2月の雇用者数は前月比3万6700人増と、エコノミスト予想の 2倍の増加となった。中国の天然資源への需要拡大で、リオ・ティントなど鉱山 会社が従業員を増やした。発表を受けて、豪ドルは上昇している。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト23人の調査中央値では、 雇用者数は前月比1万5000人増が見込まれていた。1月は同2万1400人の増 加(改定値)だった。雇用拡大が1年4カ月連続と過去最長となるなか、2月の 失業率は4%と、1月の4.1%から低下した。

豪州の過去16年にわたる景気拡大で、失業率は1974年以来の低水準とな り、熟練労働者不足と賃金上昇を引き起こしている。オーストラリア準備銀行 (RBA)は先週、約20年ぶりの高い伸びとなっているインフレ率の抑制を目指 し、政策金利を12年ぶり高水準の7.25%に引き上げた。

マッコーリー銀行のチーフエコノミスト、リチャード・ギブス氏(シドニー 在勤)は、この日の雇用統計について、「一段の金融引き締め見通しの余地を残し た」と指摘。「豪経済は需給両面にわたり引き続き非常に強い」との見方を示した。

13日の外国為替市場で、豪ドルはシドニー時間午後零時7分(日本時間午 前10時7分)現在、1豪ドル=0.9381米ドルと、統計発表前の同0.9354米ド ルから上昇。豪2年物国債の利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の6.41%。

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