米企業CFOの景気見通し:既にリセッション入り、年内回復せず-調査

米企業の最高財務責任者(CFO)を対象に した民間調査で、CFOの多くは米国が既に長いリセッション(景気後退)に入 っており、この後退期は年内続くとみていることが12日までに分かった。

2007年1-3月(第1四半期)のデューク大学・CFOマガジン・ビジネ ス・アウトルック指数によれば、CFOの過半数が米経済は既にリセッション入 りしていると認識。8割が年内はリセッションが続く可能性が高いと予想した。 景気見通しの楽観度を示す同指数は、導入された2001年6月以来、最低の水準 となった。

調査を率いたデューク大学のジョン・グラハム教授は、「CFOの見通しは かなり暗い」とした上で、「CFOがこれほどまでに悲観的だと、08年は設備投 資や雇用の軟化が予想される」と指摘した。

CFOらは、個人消費の後退や信用収縮、深刻化する住宅不況の悪影響、燃 料価格の高騰などを悲観材料に挙げた。9割のCFOが年内は景気回復が見込め ないと予想した。そのうち大多数が09年末の回復を見込んでいる。

また、3分の1のCFOが、自分の企業は信用収縮の影響を「直接」被った と述べた。

同調査は475人のCFOを対象に7日までに実施された。

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