トリシェECB総裁、ユーロ高への懸念を再表明-為替相場は反応薄

トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は 12日、対ドルで最高値圏にあるユーロ相場について、ECBの懸念をあらため て示した。

トリシェ総裁はドイツでの記者会見で、「為替市場での過剰な値動きを懸 念している」と表明。米当局の強いドル政策について「われわれは強い関心を 持って、注目している」と述べた。

ユーロは対ドルで一時、1ユーロ=1.5513ドルと最高値を更新。フラン クフルト時間午後5時11分現在では1.5498ドルで推移している。過去1年 では17%上昇しており、欧州の輸出競争力を弱めている。

トリシェ総裁が10日に初めてユーロ相場に懸念を表明した際にユーロは

0.3%下落したが、この日の発言に対する為替相場の反応は乏しかった。

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