欧州債:2年債続落、利回り3.34%-ECBの金利据え置き観測で

欧州国債市場では、ドイツ2年債相場が続 落した。米連邦準備制度理事会(FRB)による銀行融資活性化に向けた措置で、 欧州中央銀行(ECB)への利下げ圧力が弱まるとの観測が広がった。

2月の仏インフレ率がECB設定の上限を1ポイント余り上回ったことなど を受け、2年債利回りは2週間ぶり高水準まで上昇した。高利回り資産への投資 が膨らむなか、2年債に対する10年債の上乗せ利回りはこの8週間での最小に 縮小した。

HSBCホールディングスのグローバル債券ストラテジー部門の副責任者ア ンドレ・ドシルバ氏(ロンドン在勤)は、「短期的にはFRBの措置で流動性の 問題が若干緩和される可能性がある」と述べ、金利先物動向からは、「ECBへ の利下げ圧力が和らぐとの見方」がうかがわれると語った。

2年債利回りはロンドン時間午後4時16分までに、前日比2ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ3.34%となった。同国債(2009年12月償還、 表面利回り4%)価格は0.03ポイント下げ101.09。一方、10年債利回りは同1 bp下げ3.77%。ドシルバ氏は、4-6月(第2四半期)末時点の2年債利回 りを3%、10年債利回りを3.9%と予想している。

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