米SECとCFTC:統合議論強まるなか金融商品の承認で協力強化へ

米証券取引委員会(SEC)と米商品先物 取引委員会(CFTC)は、新規の金融商品の承認の迅速化に向け協力を強化す る方針だ。SECとCFTCの権限が重複していることが、米国の競争力を阻害 しているとの声が米証券業界で高まっていることが背景にある。

SECとCFTCは11日、クレジット・デフォルト・オプションや外国株 式指数に連動した証券などの金融商品の承認に関して協力するための覚書に署名 した。今回の合意により、詐欺行為の調査や、両当局が規制する金融関連企業の 監督も強化する予定。

SECのコックス委員長はワシントンでの記者会見で「権限をめぐって非生 産的な縄張り争いをするべきではない」と述べ、「金融商品がますます複雑化す る時代においては、両当局が協力することが重要だ」との見解を示した。

昨年8月には、破たんした米投資信託運用会社センティネル・マネジメン ト・グループの資産の分配をめぐってSECとCFTCの意見が対立した。SE CとCFTCとの統合を求める声が強まるなか、ポールソン米財務長官が両当局 の重複する役割について検討を行っている。両当局の統合には米連邦議会の承認 が必要となる。

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