3月の豪消費者信頼感指数:15年ぶり低水準-利上げと株価下落が響く

オーストラリアのウエストパック銀行とメ ルボルン研究所が12日発表した3月の同国消費者信頼感指数(季節調整済み) は、ほぼ15年ぶりの低水準となった。オーストラリア準備銀行(RBA)によ る利上げに加え、世界経済減速懸念で同国株式相場が下落していることが響いた。

3月の消費者信頼感指数は前月比9.1%低下の88.6と、1993年9月以来の 低水準。これで3カ月連続の前月比低下となった。同指数は、100未満だと悲観 的観測が楽観的観測を上回ったことを示す。

同指数の3カ月連続の低下を受け、スティーブンスRBA総裁に対する追 加利上げ圧力は緩和されつつある。米経済にリセッション(景気後退)の兆しが 見られていることや、先週RBAがインフレ抑制を目指して0.25ポイントの利 上げを行ったことで、信頼感指数は今後、一層の低下も予想される。

ウエストパック銀行の主任エコノミスト、ビル・エバンズ氏(シドニー在 勤)は「利上げの憂うつは恐らく、銀行による住宅ローン金利の追加引き上げに よって増幅されている」とし、「こうした展開は、RBAに対する追加利上げ圧 力を軽減することに寄与している」と語った。

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