INGニュージーランド、CDO組み込んだファンド2本の解約を停止

ING(NZ)は12日、世界的な「信 用収縮」の影響を受けているとして、債務担保証券(CDO)を組み込んだフ ァンド2本の解約を停止することを明らかにした。

ING(NZ)のマーク・リバーマン最高経営責任者(CEO)は発表文 で、投資家保護のため「INGダイバーシファイド・イールド・ファンド」と 「INGレギュラー・インカム・ファンド」の解約を停止すると説明した。2 本のファンドの運用資産は2月末時点で合計約5億2000万ニュージーラン ド・ドル(約430億円)。

昨年8月以降、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの 焦げ付き増加を発端にCDOを手放す動きが世界的に広がった。同社のウェブ サイトによると、2月末までの1年間でレギュラー・インカム・ファンドの価 値は25%、ダイバーシファイド・イールド・ファンドは22%、それぞれ減少 した。

リバーマンCEOは「解約停止は、投資家の利益保護に向けた慎重な措置 だ」と語り、「少数の投資家を満足させるために解約を引き続き容認すれば、 資産全体の質や価値を大幅に低下させる恐れがある」と指摘した。

INGが一段の解約に対応するためには、比較的質の高い資産の売却を検 討する必要があるもようだ。解約停止は13日から。2本のファンドはサブプ ライム関連資産の組み入れが10%未満で、信用の質に何らかの悪化がみられ るのはCDOポートフォリオの6%だという。

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