UBS証の田村氏:地銀に収益拡大の圧力-外国ファンドが筆頭株主

UBS証券の田村晋一シニアアナリストは 12日、ブルームバーグテレビジョンで、滋賀銀行や岩手銀行など地銀8行の筆 頭株主に英シルチェスターや米ブランデスなど外国ファンドが台頭してきたこと で、増配などの要求が高まり地銀には収益拡大を求めるプレッシャーがかかって くるとの見方を示した。

外国ファンドが注目する地銀は:

「自己資本比率が高いところが注目されている。大手行でTier1比率が 6-8%という中、外国のファンドが買っている地銀は12-14%など非常に高 い。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題で混乱している中で も株価に安定感があり、配当余力でも魅力があるとみている」

筆頭株主となることで影響は:

「5年ほど前までは、地銀には地元企業や生保など物を言わない安定株主が 多かった。ここに機関投資家やファンドが入ってくると、配当やROE(自己資 本利益率)の引き上げなどを要求する声が高まり、地銀の経営陣には良い意味で プレッシャーがかかってくる。収益を上げて配当を増やす努力を続けていくこと が求められる」

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