UBSの投資判断下げ、1-3月に1.5兆円の評価損の可能性-KBW

キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッ ズ(KBW)のアナリストらは12日までに、スイスの銀行大手UBSとクレ ディ・スイス・グループの株式投資判断を引き下げた。信用市場で「一段の波 乱が予想される」ことが理由。

アナリストのマシュー・クラーク氏とバスコ・モレノ氏は11日付のリポ ートで、UBSの投資判断を「アンダーパフォーム」と、従来の「マーケット パフォーム」から引き下げた。クレディ・スイスについては「マーケットパフ ォーム」(従来は「アウトパフォーム」)に引き下げた。

アナリストらは、昨年に約190億ドル(約2兆円)の評価損を出したU BSが今年1-3月(第1四半期)に保有資産の評価額をさらに150億スイ ス・フラン(約1兆5000億円)引き下げ、「2008年の利益が吹き飛ぶ」可能 性があるとみている。クレディ・スイスは2月に債券の価格設定の誤りで利益 が10億ドル押し下げられることを明らかにした。KBWは、クレディ・スイ スも「弱気のセンチメントにさらされやすい」と指摘している。

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