ユニー株がストップ高、日経平均に新規採用-パッシブ買い期待(2)

中部地方を地盤に総合スーパーをチェーン 展開するユニーの株価がストップ高比例配分となった。前日11日に日経平均株 価(225銘柄)の構成銘柄に新規採用が決まり、インデックスファンドなどパッ シブ系資金からの買い需要を期待した先回り的な買いが殺到した。市場の事前予 想では、ヤマダ電機を採用候補として挙げる声が多かっただけに、ユニーの採用 はやや予想外と受け止められた。

取引開始直後から買い注文が殺到、終日気配値を切り上げ、結局100円 (13%)高の864円で90万株が比例配分された。なお904万株の買い注文を残 す。一方、採用されなかったヤマダ電は同300円(3.5%)安の8260円と反落。

日本経済新聞社は11日、三越と伊勢丹の経営統合や三井住友海上火災保険 の持ち株会社化などに伴い、日経平均株価の構成銘柄入れ替えを発表した。26 日付でユニーを新規採用するとともに、三越、伊勢丹、三井住友海の3銘柄を除 外。4月2日付で三越伊勢丹ホールディングスと三井住友海上グループホールデ ィングスは採用する。

市場では、「各社証券会社の事前予想リポートではヤマダ電を候補銘柄とし て挙げるところが多かっただけに、ユニーの採用は意外だ」(東洋証券情報部の 大塚竜太部長)との声が多かった。

ユニーの買い需要は1300万株

インデックスファンドなどによる買い需要が高まりそうだ。メリルリンチ日 本証券の永吉勇人クォンツストラテジストによると、ユニーの日経平均構成ウエ ートは0.248%(TOPIXは0.037%)と推定される。「1万3000バスケット (約4兆円)が日経平均をベンチマークとしてパッシブ運用していると想定する と、同銘柄に対する買い需要は1300万株、平均売買高は8.9日分と計算され、 小さくない」(11日付のリポート)という。

メリル日本証では3月5日付の事前予想リポートで、ヤマダ電を日経平均銘 柄入れ替えの最有力候補としていた。このほか、ディー・エヌ・エー、パシフィ ックゴルフ、ユニー、ローソンを挙げていた。

株価終値はディー・エヌ・エーが同4000円(0.7%)安の59万6000円、パ シフィックゴルフは同600円(0.6%)安の9万4900円、ローソンは200円 (4.7%)安の4080円だった。

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