米マスターカード:消費者は高級品への支出減らす-セランダーCEO

【記者:Erik Schatzker 、 Hugh Son】

3月11日(ブルームバーグ): 米クレジットカード2位、マスターカード のロバート・セランダー最高経営責任者(CEO)は11日、米消費者は高級品 への支出を減らす一方で、ガソリンや食品への支出が増えていると指摘した。

セランダーCEOはブルームバーグラジオとのインタビューで、消費者は 米景気減速に対応して支出の構成を見直していると述べた。ただ、マスターカ ードは今年、「2けたの増収率」を達成する公算は依然大きいと語った。

インタビューでセランダーCEOは「われわれが見るところでは、消費者 の支出構成が変化している」と語り、「支出が減っているだけでなく、ガソリン 価格が前年同期を約30%上回り、商品価格上昇がスーパーマーケットでの価格 に転嫁されるなかで、ガソリンや食料品への支出割合が拡大している」と説明 した。

消費者が支払い手段を現金や小切手からクレジットカードやデビットカー ドカードに切り替えるなかで、マスターカードの株価は2006年の新規株式公開 (IPO)以来で380%強上昇し、過去1年では約85%上昇している。セラン ダーCEOは、こうした傾向がマスターカードにとって追い風になっていると 指摘した。マスターカードは売上高の半分以上を海外で得ている。

同社の11日の株価終値は前日比4.34ドル(2.3%)高の195.84ドル。

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