中国株(午前):CSI300指数、7カ月ぶり安値-利上げ観測強まる

11日午前の中国株式市場では、CSI300 指数がこの7カ月余りで最低の水準に下落。同日発表された2月の消費者物価 指数(CPI)が11年ぶりの高い伸びとなったことを受け、中国人民銀行によ る利上げ観測が強まった。

米シティグループが出資する上海浦東発展銀行は3営業日続落。中国最大 の上場不動産会社、万科企業は8カ月ぶり安値を付けた。金利がさらに上昇す れば借り入れが減り、住宅ローンの需要が後退するとの見方が広がった。

大衆保険で4100万ドル相当の資産運用に携わる呉侃氏(上海在勤)は「C PI統計の数字は追加利上げがあるとの見方をあらためて裏付けた」と指摘。 「政策金利が引き上げられれば、企業の金融コストが上昇するとともに、市場 からの資金吸い上げにつながるだろう」と述べた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比49.62 ポイント(1.1%)安の4381.96。このままいくと、終値は昨年8月1日以来 の安値となりそうだ。

上海浦東発展銀行(600000 CH)は0.46元(1.3%)安の36元。過去2 日で9.1%下げていた。万科企業(000002 CH)は0.35元(1.6%)安の21.70 元。終値ベースでは昨年7月16日以来の安値となる見通しだ。

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