アジア通貨:下落、信用損失拡大の観測で-ルピアやウォンが安い

11日の外国為替市場で、アジア通貨は下 落。信用市場の損失が拡大し、海外投資家による新興市場資産の保有縮小の動 きが強まるとの観測を背景に、インドネシア・ルピアや韓国ウォンが下げの中 心となっている。

インドネシア・ルピアは約1カ月ぶり安値に下落。ウォンは2年ぶりの安 値を付けた。米証券大手ベアー・スターンズが流動性の危機にあるとの観測が 嫌気された。同社の広報担当者は10日、この観測を否定した。

新韓銀行の為替トレーダー、サム・ホン氏(ソウル在勤)は「現段階では、 市場参加者にウォン買いを再開させる材料は何もない」と指摘。「インフレ上 昇を抑えようとしている韓国中銀にとって、現在の水準は非常に不満に違いな い」と述べた。

ソウル・マネー・ブローカレッジ・サービシズによると、ウォンは対ドル で一時、1米ドル=989.80ウォンと、2006年1月以来の安値に下落。ソウ ル時間午前11時29分(日本時間同じ)現在は同973.55ウォン。前日は同

965.30ウォンだった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、インドネシア・ル ピアは1米ドル=9245ルピアと、アジア時間前日遅くの同9183ルピアから 下落。一時は同9278ルピアと、2月13日以来の安値を付ける場面もあった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE