大阪チタ:新製錬法で生産コスト減へ-ロシア・中国との価格競争対抗

大阪チタニウムテクノロジーズの橘昌彰社長は11 日放映のブルームバーグ・テレビに出演し、航空機向けなどに需要の急拡大するチタ ン事業について語った。

同社は2007年度から09年度まで3カ年の設備投資額を510億円から650億円に 引き上げ、現在2万4000トンのチタン生産能力を09年10月には4万1000トンまで 拡大する計画を公表済み。軽くて強度が強く錆びないチタンは需要が拡大しており、 主要用途の航空機向けについて橘氏は、「世界の民間航空機が現在の1万7000機から 25年には3万6000機に増えるのに伴い需要も増加を続ける」との見通しを示した。

一方、ロシアや中国のチタンメーカーも生産能力を増強しており価格競争の激化 も予想される。このため、兵庫県尼崎市の本社工場敷地内に、「新しい製錬法による チタン生産設備を09年半ばから作り、年産1000トンのテスト生産を行い、現在より 3割安い生産コストを実現する計画。航空機用の高品質チタンは従来方式、その他一 般用途のチタンは新生産方式で供給したい」(橘氏)と強調した。

大阪チタニウム株の午前終値は前日比30円(0.5%)高の5850円。

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