2月の中国CPI:前年比8.7%上昇に加速-利上げ観測強まる(2)

中国国家統計局が11日発表した2月の消 費者物価指数(CPI)は前年同月比8.7%上昇し、約11年ぶりの高い伸びと なった。食品やエネルギーの価格が上昇し、中央銀行による利上げの可能性が 高まった。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト22人を対象にまとめた調査の 中央値では、前年同月比7.9%上昇と見込まれていた。1月は同7.1%上昇だ った。

中国は過去50年で最悪といわれる暴風雪に見舞われ、輸送機関の乱れで 供給が滞り、食品や燃料価格が押し上げられた。温家宝首相は先週、全国人民 代表大会(全人代、国会に相当)で、インフレ沈静が政府の最優先事項だと表 明。中国当局は昨年6回利上げを実施し、預金準備率も過去最高水準に引き上 げているが、食品価格高騰を中心に進行するインフレをまだ抑制できていない。

中国の投資銀行、中国国際金融(CICC)の主任エコノミスト、哈継銘 氏は、当局が週内にも利上げを実施する可能性があると指摘する。全人代開催 中に、インフレに対処する当局の決意を表明するためという。同氏は、3月の インフレ率は減速する公算が大きいとの見通しも示した。

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