米ボーイング:空軍の空中給油機発注で異例の抗議へ-11日に申し立て

米航空機・防衛機器大手のボーイングは10 日、米空軍が350億ドル(約3兆5500億円)相当の空中給油機の発注先を米 防衛大手ノースロップ・グラマンと同社の欧州提携先のEADSとする決定に 抗議する方針を示した。

ボーイングのジェームズ・マクナーニー会長兼最高経営責任者(CEO) は発表資料で「当社の担当チームは今回の給油機についての決定を非常に注意 深く観察し、その過程で抗議申し立ての正当な理由になると考えられる重大な 欠陥を発見した」と指摘。「今回の手続きは、当社としてはまれにしか取らな い異例の措置だ」と説明した。

同社は11日中に、米政府監査院(GAO)に異議申し立てを行う予定と いう。申し立て受理後、GAOの審査中には発注は自動的に停止される。GA Oは100日以内に異議申し立てが有効か否かを決定し、有効な場合は解決策を 提示する。空軍報道官のジェニファー・キャシディ中佐は、空軍は抗議の決定 を知らされたばかりで、直ちにコメントすることはないと述べた。

10日のニューヨーク証券取引所で、ボーイング株は前週末比2.22ドル (2.9%)安の74.38ドルで取引を終えた。ノースロップ株は同62セント (0.8%)安の78.39ドル。

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