【注目株】コア30、半導体、ユニー、東芝機、KDDI、吉野家(2)

12日の材料銘柄は以下の通り。

TOPIXコア30指数(TPXC30<INDEX>)採用銘柄:米国や欧州など5つ の中央銀行は11日、協調して短期金融市場で資金供給を拡大するとの緊急声 明を発表した。米連邦準備制度理事会(FRB)は最大2000億ドル(約20兆 6000億円)相当の資金を市場に供給するほか、欧州中央銀行(ECB)とスイ ス中央銀行へのドル資金融通枠を拡大する。これを受けて金融システム不安が 和らぎ、米国株式相場は過去5年間で最大の上昇を記録した。シカゴ先物市場 (CME)の日経平均先物3月物の価格も急騰し、1万3000円台を回復した。

東京エレクトロン(8035)やニコン(7731)などの半導体製造装置関連: 12日付の日本経済新聞朝刊によると、台湾の半導体大手3社が計1兆5000億 円程度の大型投資に乗り出す。生産効率の高い直径300ミリの大口径シリコン ウエハーに対応した工場を5棟建設するという。

ユニー(8270):日本経済新聞社は11日、三越と伊勢丹の経営統合や三 井住友海上火災保険の持ち株会社化などに伴い、日経平均株価の構成銘柄に新 たにユニーを26日付で採用すると発表した。同日に三越(2779)、伊勢丹 (8238)、三井住友海(8752)の3銘柄を除外する。三越伊勢丹ホールディン グスと三井住友海上グループホールディングスは4月2日付で採用。

東芝機械(6104):射出成型機の国内需要の減速を受け、2008年3月通期 の連結営業利益予想を従来の190億円から185億円に2.6%減額修正した。一 方、もともとは同社の連結子会社だったニューフレアテクノロジー(6256)の 株式売却に伴う特別利益計上で、純利益予想は123億円から135億円に9.8% 増額した。創業70周年の記念配当と期末配当の増額で年間配当は15円に増額。

KDDI(9433):12日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は2010年 までに英仏シンガポールの3カ国で企業などの情報システムの運用・保守を受 託するデータセンターを新設する。合計300億円を投じて高性能コンピュータ ーなどを整備、海外進出している金融・製造など日系企業の情報処理や国際デ ータ通信を一括して請け負うという。

吉野家ホールディングス(9861):12日付の日本経済新聞朝刊によると、 同社は8月までに「吉野家」全店舗で牛丼の24時間販売を再開する。BSE (牛海綿状脳症)問題に伴う米国産牛肉の輸入禁止で販売を中止して以来、約 4年ぶり。09年2月期の連結純利益は前期推定比50%増の45億円前後になる という。

DCM JAPANホールディングス(3050):原油価格の高騰で原材料 費が増えたほか、ガソリン・灯油などの値上げで消費マインドが落ちたとして、 08年2月通期の連結業績予想を減額修正した。本業のもうけを示す営業利益は 155億円にとどまったもようで、前回予想の158億円から1.9%の下振れ。

菱洋エレクトロ(8068):薄型大画面テレビや携帯電話の需要は拡大する とみているが、競合激化で価格の下落が一段と進むと予想、09年1月期の連結 純利益は前期比14%減の13億5000万円に低下すると見込んだ。08年1月期 決算は2月25日の減額修正通りの内容。

CHOYA(3592):同社株の59.42%を保有する親会社の日清紡績 (3105)が今年7月1日にも株式交換で同社を完全子会社化する。株式交換比 率はCHOYA1株につき日清紡0.098株で、日清紡株の11日終値を基準に CHOYA株の理論株価を算出すると98円となる。CHOYA株は6月25日 付で上場廃止となる予定。

乃村工芸社(9716):商業施設分野を中心に売り上げが好調に推移、08年 2月通期の連結営業利益は前期比28%増の41億4000万円と、過去最高を更新 したもよう、と発表した。前回予想38億円からは8.9%の上ぶれ。一方、5年 間で償却することにしていたテスコののれんを今回一括償却することにしたた め、純利益予想は14億5000万円から12億円に17%減額修正した。

TDCソフトウェアエンジニアリング(4687):プロジェクト管理を徹底、 生産性を高める社内の取り組みも奏功し、08年3月期の純利益は前期比93% 増の3億7000万円となる見込み。前回予想は3億円だったため、7000万円 (23%)の上振れとなる。

CFSコーポレーション(8229):販売強化や仕入改善などが奏功、08年 2月期の連結純利益は3億円になったもよう。従来予想の2億に比べ、1億円 (50%)の上振れ。前の期は32億円の赤字だった。営業損益も黒字化、会社 計画の2倍に相当する11億円の営業黒字に。

フォーバルテレコム(9445):新規開拓や販売代理店へのインセンティブ 支払いなどでコスト負担が増加、08年3月期の連結純利益は前期比81%減の 1億9000万円にとどまる見込み。前回予想は5億円だったため、62%の減額 修正となる。業績悪化を受けて期末配当を500円に減額、年間配当は1500円 と当初想定(2000円)より500円少なくする。

インスペック(6656):液晶テレビやPCモニターの生産調整が続き、メ ーカー側が設備投資を絞る傾向が続いている。検査装置メーカーに対する価格 引き下げ要請も厳しく採算も悪化、08年3月期の営業利益は前期比70%減の 2000万円に落ち込む見通し。前回予想は大幅増益の2億5000万円。

アインファーマシーズ(9627):M&A(企業の合併・買収)でグループ の運営店舗が拡充したほか、自社による新規出店もあり、07年5月-08年1 月期(9カ月累計)の連結営業利益は前年同期比90%増の29億円となった。 据え置かれた通期計画(40億円)に対する進ちょく率は73.2%。

イハラケミカル工業(4989):原材料価格の高騰や減価償却費の増加など で営業利益率が低下、07年11月-08年1月期(第1四半期)の連結営業利益 は前年同期比45%減の6億4300万円となった。一方で、資本効率の向上など を目的に発行済み株式総数の2.17%に相当する100万株を上限に自己株式の取 得を行うことも決議した。

シーシーエス(6669):山口大学が主導する次世代型医療機器の開発プロ ジェクトに参画、世界で初めて、スコープの先端にLED(発光ダイオード) を搭載した電子内視鏡を用いてヒトの大腸の観察に成功した。同社はLEDの 光源部分の開発を担当、「太陽光に近い自然光LEDなので組織表面での光の 反射が少なく近接しても良好に観察し得た」(報道資料)などとしている。

スタジオアリス(2305):七五三撮影が順調に推移、2月の既存店売上高 は前年同月比3.0%増の12億2700万円となった。直営全店ベースの売上高は 同6.2%増、撮影件数(客数)は同7.5%伸びた。

ワッツ(2735):100円ショップ既存店の2月売上高は前年同月比2.1% 増で、3カ月ぶりのプラス成長となった。07年9月-08年2月までの6カ月 累計では前年同期比1.4%減。月末の店舗数は384。

ドワンゴ(3715):動画投稿サービス「ニコニコ動画」の監視体制を強化、 NHKや民放テレビ局5社に対し、既存の著作権侵害放送番組動画をすべて削 除することを約束したほか、新規投稿動画で著作権を侵害しているとみられる ものは直ちに削除する旨の申入書を提出したという。

オウケイウェイブ(3808):米マイクロソフトが検索サービス「Live Search」や日本語ポータルサイト「MSN」などのサービス拡充を目指して、 同社の主力サービス「Q&Aサイト」の連携強化を図る。マイクロソフトがO Kウェブの実施する9000株の第三者割当増資を引き受ける予定で、OKウェ ブの発行済み株式総数は12%増の8万5535株に増大する見込み。マイクロソ フトは10.52%を保有する第3位株主になる見通しだ。

岩谷産業(8088):12日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は2009年 6月の操業を目指して半導体やガラスの製造に必要な液化水素の工場を千葉県 市原市に新設する。投資額は約40億円で生産能力を5割強高める。

メガネトップ(7541):3月31日付の株主名簿に記載された株主に対し、 1株につき1.2株の株式を割り当てる。発行済み株式総数は2317万5876株と なる予定。

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