アルプス電と名鉄株の売買が一時停止、システム障害-東証会見(4)

東京証券取引所は10日、株式売買システム 上の障害が発生したため、アルプス電気と名古屋鉄道株の売買を一時停止した。 原因は現在も調査中。取引開始時から注文が入らない状態となったという。アル プス電、名鉄株の取引は午後1時から再開された。

東証の鈴木義伯常務取締役は10日夕、東証で会見し、推定としながらも 「午前8時59分43、44秒に入ったバスケット取引と、そのバスケット取引の訂 正がコンピュータ内で同時に処理される状況が起きた。おそらく訂正に関する方 の処理が異常終了した。これが2銘柄で起きた」と述べた。詳細は現在解明中と いう。

東証によると、バスケット取引の注文と訂正のオーダーを出したのは同一参 加者。バスケット取引を発注した後、バスケット内のアルプス電と名鉄株の2銘 柄の取引を個別に訂正した際に、障害が起きたと推定しているという。

また東証は午前10時過ぎ、同じ売買システムの障害で指数連動型上場投資 信託(ETF)の「ダイワ上場投信-東証電気機器株価指数」の取引も午前9時 14分まで不可能だったと発表した。同時刻以降は通常通り売買が行われた。

アルプス電株の10日終値は前営業日比30円(2.7%)安の1069円、名鉄株 は1円(0.3%)高の326円で終了。

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