【注目株】ソニー、ホンダ、三井物、パイオニ、日清粉、ナナオ(2)

10日の材料銘柄は以下の通り。

ソニー(6758)、NTTドコモ(9437):10日付の日本経済新聞朝刊は、 ソニーがNTTドコモ向けの携帯電話機事業から事実上撤退すると報じた。自 社開発での開発・生産を年内に停止、飽和状態の国内市場での事業を縮小して 主力の海外事業に注力するという。国内市場ではすでに中下位の三洋電機と三 菱電機が撤退を決め、市場淘汰の流れが大手にまで波及してきたとしている。

ホンダ(7267):9日付の日経新聞朝刊は、三重県四日市市に軽自動車の 新工場を建設すると報じた。500億円を投資、2010年に年24万台の生産能力 を持つラインの稼働を目指すという。エンジンや主要部品を一貫生産するなど してコストを3割減らし、軽自動車で首位のダイハツ工業とスズキを追う。

三井物産(8031):三井物産や韓国のサムスン重工業、韓国ガス公社で構 成するグループがメキシコのコリマ州での液化天然ガス(LNG)受け入れ基 地建設契約を獲得したことが7日分かった。メキシコ連邦電力委員会が発表し た資料によると、同グループの応札条件が他社をしのぐ内容で、太平洋岸のマ ンサニージョ市での同LNG基地建設・運営事業の落札が決定。ただ、契約規 模は明らかになっていない。ロイター通信は先に、契約額は4億8000万ドル (約490億円)と報じている。

パイオニア(6773):競争が激化しているプラズマテレビ用のパネル生産 から撤退すると発表した。次期新製品に搭載するパネルを最後に生産を中止し、 外部委託に切り替える。これに伴い今期(2008年3月期)に生産設備廃棄など の減損処理を実施することから、連結最終損益予想は従来予想の60億円の黒 字から150億円の赤字に変更した。4期連続の赤字に転落する。

日清製粉グループ本社(2002)、日本製粉(2001)、昭和産業(2004): 8日付の日経新聞朝刊は、製粉大手3社が4月下旬から業務用小麦を値上げす ると報じた。政府が製粉会社への小麦引渡し価格を4月から引き上げるためで、 値上げ幅は10-20%程度とみられるという。

デンソー(6902):8日付の日経新聞朝刊は、福島県にカーエアコンなど 自動車部品の新工場を建設すると報じた。投資額は100億円規模の見込み。 2010年にも稼働させるという。

日産自動車(7201):9日付の仏紙、ジュルナル・デュ・ディマンシュ (JDD)は、2012年までにフランスで電気自動車を発売する計画だと報じた。 カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)の発言を基に伝えた。ゴーンCE Oは6日、米国で従来の予定を2年早め、2010年に同電気自動車を発売する方 針を明らかにしていた。

東燃ゼネラル石油(5012):鈴木一夫副社長が社長に昇格する人事を決定 した。D.G.ワスコム会長兼社長は会長就く。定時株主総会が開催される3月 26日付の異動になる。東燃ゼネ石が7日東証で資料を開示した。

ナナオ(6737):アミューズメント用モニターの売り上げが第4四半期 (08年1月―3月)に予想を下回るうえ、材料ロスの発生などで08年3月期 の連結純利益予想は従来予想比35%減の47億円に減額した。前期実績は77億 1300万円だった。

オートバックスセブン(9832):シンガポールに本社を置く投資顧問のい ちごアセットマネジメントがオートバックスセブンの株式を買い進め、発行済 み株式総数の5%超を保有していることが明らかになった。

アスカネット(2438):パーソナルパブリッシングサービス事業で、高付加 価値製品の売り上げが好調だったことに加え、稼働率の向上なども加わり、08 年4月期の単体純利益は従来予想比29%増の3億7500万円の見通しに修正し た。前期実績は9900万円だった。また、配当は1株当たり年1700円と、従来 予想の1300円と比べ400円増やすことにした。前期実績は675円。

ロック・フィールド(2910):物流コストの削減や店舗での廃棄ロスの削 減などが寄与し、07年5月-08年1月期の連結純利益は前年同期比16%増の 10億5700万円となった。ただ、競争激化と原材料価格の高騰などを理由に、 通期(08年4月期)予想は15億3700万円から前期比13%増の13億1000万 円に引き下げた。

レオパレス21(8848):米投資顧問のアライアンス・バーンスタイン (ニューヨーク州)はレオパレス21株の保有比率を従来の8.14%から

6.53%まで引き下げた。アライアンスが7日、関東財務局に提出した変更報告 書(大量保有報告書)で明らかになった。

山一電機(6941):主力のコネクタ製品の国内販売が想定以上に低迷してい るうえ、コンシューマ機器分野での価格競争激化なども重なり、08年3月期の 業績予想を下方修正。固定資産減損損失や子会社株式売却損などの特別損失も 発生し、08年3月期の連結純損失は従来予想の5億円から29億円に拡大する 見通しとなった。前期は4億5300万円の黒字だった。

丹青社(9743):受注競争が激しさを増したうえ、商業施設分野などで売上 高が計画を下回ったことなどで、08年1月期(決算期変更で10カ月決算)の 業績予想の下方修正を発表。連結営業損失は従来予想の9億5000万円に対し、 14億円まで拡大したもよう。

大豊建設(1822):改正・建築基準法の施行の影響や土木工事の一部で完成 時期が遅れ売上高が減少するうえ、取引先が破産手続き開始の申し立てを行な ったため、取立不能と見込まれる額を今期(08年3月期)に特別損失として計 上する。この結果、連結純損益は従来の5億円の黒字から9億円の赤字に転じ る見通し。前期は10億1400万円の黒字だった。

日本和装ホールディングス(2499):企業イメージ向上のため広告宣伝費 が増加するほか、サービスの質を高めるためコールセンターやカスタマーセン ター部門の人員増も加わり、08年4月期の単体純利益予想を従来予想比39% 減の3億2400万円に下方修正した。前期は5億3000万円だった。