ポールソン米財務長官:雇用減少は「歓迎すべきニュースではない」

ポールソン米財務長官は7日、2月の非農業 部門雇用者数が2カ月連続で減少したことについて、この四半期の「厳しい」経 済状況を示すとしたものの、景気がリセッション(景気後退)入りしたとの言及 はしなかった。

長官はカリフォルニア州スタンフォード大学での講演前の記者会見で、雇用 統計について、「この日発表された数字は明らかに、歓迎すべきニュースではな い。良いニュースではない」と述べ、「この四半期が厳しい状況にあるのは分か っていた」と語った。

雇用統計によれば、2月の非農業部門雇用者数は前月比6万3000人減少し、 1月の2万2000人減に続いて、2カ月連続のマイナスとなった。これを受け、 米国株は続落。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、金融機関による貸し 渋りが悪化しないよう、ターム物資金入札の規模を拡大すると発表した。

ポールソン長官は米国の「資本市場は現在、いくらかのストレスやリスクの 悪化を受けている状況にあるが、世界で最も幅広く、深みがあり、競争力の大き い市場だ」と述べた。

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