ミシュキンFRB理事:「安定した」政策が通貨安の物価への影響抑制

米連邦準備制度理事会(FRB)のミシュキ ン理事は7日、中央銀行が金融政策を通じて消費者物価に関するインフレ期待を 安定させている限り、通貨下落が物価上昇にもたらす影響は「かなり小さい」と の見方を示した。

ミシュキン理事はオスロでの会議向け講演原稿で「安定した金融政策が、為 替レートの変化が消費者物価に大きく波及する可能性のある重要な根源を」取り 除くと述べ、このところのドル安がインフレを高進させるリスクが小さいとみて いることを示唆した

ドルは過去5年で米国の主要貿易相手国通貨で構成するバスケットに対し て25%以上下落。今月には対ユーロで過去最安値を更新した。

ミシュキン理事は「ドルの価値が下がれば輸入価格が上がる公算が大きく、 それが消費者物価に波及する可能性がある」としたものの、金融当局が「インフ レに一貫して悪影響を及ぼす可能性のあるショックに積極的に対処してくれる との国民の期待に応える」ことができれば、通貨下落がインフレに波及する影響 を抑えられると説明した。

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