香港株(午前):下落、週間ベースで6年ぶり大幅安へ-信用不安などで

午前の香港株式相場は下落。ハンセン指数 は週間ベースの下落率が過去6年余りで最大となりそうだ。原油価格高騰が企 業業績に打撃を与えるとの不安や、信用関連の損失が拡大するとの懸念が広が った。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前日比

664.57ポイント(2.9%)安の22678.16。週初からの下落率は6.8%になり、 このままいけば週間ベースの下げとしては2001年9月21日終了の週以来で最 大となる。ハンセン中国企業株(H株)指数は3.1%安の12663.41。

大福アセット・マネジメントの運用担当者、ナンシー・リー氏は「悪材料 が想定より悪い形で出てくるために、全面的に売られる展開になっている」と 指摘。「市場関係者は、リセッション(景気後退)が経済をむしばんでいると 感じている。投資家がポジションを削ろうとしているのはそのためだ」と述べ た。

アジア最大の製油会社、中国石油化工(Sinopec、386 HK)は

7.2%安。原油高に伴いコストが上昇するとの観測が出ているほか、ゴールド マン・サックスが投資判断を引き下げたことを嫌気した。金融のHSBCホー ルディングス(5 HK)は2.5%下落。米住宅差し押さえ件数が過去最悪となっ たことや、JPモルガン・チェースが、UBSの評価損が拡大する恐れがある との見通しを示し、金融業界全体での損失拡大懸念が強まったことから売られ ている。

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