ベルギーのフォルティス:10-12月は45%減益-資産評価損響く(2)

ベルギーの金融サービス最大手、フォルティ スが7日発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比45%減 益となった。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連資産で 15億ユーロ(約2370億円)の評価損を出したことが響いた。

発表によれば、純利益は4億1400万ユーロと、前年同期の7億4900万ユー ロから減少。07年通期の純利益は39億9000万ユーロで、ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたアナリスト9人の予想値(40億6000万ユーロ)を下回った。

フォルティスなど世界の大手金融機関は、サブプライム問題が発生して以降 これまでに合計1810億ドル(約18兆5000億円)以上の評価損と信用関連損失 を出している。フォルティスは1月27日、同行の資本について、サブプライム 関連で損失を被ったとしても資本基準を満たしており、増資の必要性はないと説 明した。

ケンペン・キャピタル・マネジメント(アムステルダム)でフォルティス株 を含め約10億ドル相当の資産運用に携わるフースト・デグラーフ氏は、決算発 表前に、「市場ではここしばらく、保有するリスク資産と資本基盤が焦点になっ ている」と指摘した上で、「フォルティスは欧州の金融機関でも、これらを精査 している企業の1つだ」と述べた。

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