アジア株:下落、週間ベースでは今年最大の下落の公算-金融株が安い

7日のアジア株式相場は下落し、このまま いけば、週間ベースでは今年最大の下落となりそうだ。米住宅差し押さえ件数 が過去最高となったことに加え、米銀大手JPモルガン・チェースがUBSの 評価損が拡大する可能性があるとの見方を示したことで、信用市場の損失が悪 化するとの懸念が強まった。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)はこの3年余りで最低水準に 下落。三井住友フィナンシャルグループは2週間ぶりの大幅安。シドニー市場 では、債務返済で困難に陥っているオーストラリアの資産運用会社、オール コ・ファイナンス・グループが下落。銀行団が返済の滞っているローンの担保 として株式の14%を差し押さえたことが響いた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前9時15分現在、前日比2%安 の141.13。金融銘柄が下げを主導している。今週は4.4%値下がりしており、 下落率は昨年12月14日終了週以来で最大。日経平均株価は同3.1%安の1 万2805円23銭。オーストラリアのASX200指数も下げている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE