経財相:米経済減速や原油高の影響じわじわ表われてきている(2)

大田弘子経済財政政策担当相は7日午前の 閣議後会見で、財務省が5日発表した昨年10-12月期の法人企業統計を受け て、「アメリカ経済の減速や原油高の影響がじわじわ表れてきている。今後も 下振れリスクに十分注意していきたい」と述べた。その上で、景気の現状につ いて「今の時点で回復のテンポは緩やかになっているが、回復基調は続いてい るという判断には変わりはない」との認識を示した。

経財相はまた、「生産については、在庫面からの下振れ圧力がそれほどま だない」と述べ、「輸出もアメリカ向けが足元落ちたが、全体としてはそれほ ど落ちているわけではない」と指摘した。さらに、消費については「1月は比 較的堅調に推移した」と語った。

日本銀行の福井俊彦総裁の後任人事については、「中央銀行は経済の不可 欠な機能なので、ここに決して空白を作らないことが何よりも大事だ」と述べ、 「国民生活や企業活動の大事なところなので、空席を作らないように決めてい ただきたい」と重ねて強調した。

一方、日本の2月末の外貨準備残高が初めて1兆ドルを突破したことに関 連し、経財相は「規模が大きいということは、それだけリスクも多いので、ど れくらいの規模が望ましいのか議論が必要だと思っている」と語った。

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