1月独鉱工業生産指数、前月比1.8%上昇-建設・投資財がけん引(2)

ドイツ経済技術省が7日発表した1月の鉱 工業生産指数(製造業と建設業、公益事業、鉱業が対象、2000年=100)速報 値は、季節調整済みで前月比1.8%上昇と、予想を大きく上回る伸びとなった。 建設や機械などの投資財に対する需要が高まった。昨年12月は1.5%上昇(改 定前=0.8%上昇)に上方修正された。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の調査中央値では、 1月は前月比0.3%上昇と見込まれていた。前年同月比では営業日数調整済み で6.9%上昇となった。

米国向け輸出は減少したものの、内需および欧州・アジア向け売り上げが 好調で、ドイツ製造業界は生産を拡大した。最高値圏にあるユーロで輸出競争 力が低下し、石油価格の高騰が購買力を抑制するなか、ドイツ経済が勢いを失 っている兆候が出ている。2月のドイツ製造業景気指数は低下した。

HSBCトリンカウス・アンド・ブルクハルトのエコノミスト、ロター・ へスラー氏は「製造業者の受注在庫は依然として高い水準にあり、年半ばまで 堅調に推移するだろう」と述べながらも、「生産の伸びは若干弱まる可能性が ある」との見方を示した。

1月の投資財生産は前月比6.2%増、建設は12%の大幅増だった。例年よ りも温暖な気候が背景。建設やエネルギーを除いた製造業全体の生産は1.9% 増加したが、エネルギー生産は5.6%減少した。

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