リオのCEO:BHPの買収案の魅力は低下している-金属相場上昇で

英豪系リオ・ティントは5日、豪BHPビリ トンによる敵対的買収案の魅力が、最初に提示された昨年11月時点と比較して 低下しているとの見解を示した。リオの主要生産物である金属の相場が予想を上 回る上昇率を示していることを理由として挙げた。

リオのトム・アルバネーゼ最高経営責任者(CEO)は同日、インタビュー に応じ、同社の主要生産物である金属やアルミニウム、鉄鉱石の相場上昇率がア ナリスト予想を上回っていることから、現時点の1498億ドル(約15兆3800億 円)規模の買収案を拒否する姿勢をこれまで以上に強めていることを明らかにし た。

アルバネーゼCEOは昨年11月、リオ株1株につきBHP株3株を割り当 てるとするBHPの買収案は、受け入れられる条件から「野球場数個分、かけ離 れている」と述べた。BHPは2月6日、リオ株1株との交換比率をBHP株

3.4株に引き上げる提案を行ったが、これについても、リオの将来性を反映して おらず、同社の価値を「大幅に」過小評価しているとして拒否した。

アルバネーゼCEOは「外野はどんどん遠ざかっている」と述べ、「わが社 が生産しているほとんどすべての金属の相場見通しや大半のアナリストらのこれ までの予想は、現時点の相場を大幅に下回っている」との見方を示した。

英金属調査会社CRUによると、リオは、BHPの3倍以上のアルミ生産能 力を持つ。また、鉄鉱石生産では、リオはブラジルのヴァリ(旧リオドセ)に次 いで世界2位で、BHPは3位となっている。

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