米社債のデフォルト保証料が過去最高に-金融機関の破たん懸念で

企業の信用力を取引するクレジット・デフ ォルトスワップ(CDS)市場で6日、社債のデフォルト(債務不履行)に備 える保証料(CDSスプレッド)が過去最高となった。ヘッジファンドの破た んや銀行の資金調達コスト拡大を受け、金融機関の破たんの可能性が懸念され た。

米4大銀行のシティグループとバンク・オブ・アメリカ(BOA)、JP モルガン・チェース、ワコビアのCDSスプレッドは史上最高を記録。米国や 欧州、アジアの信用リスクの指標も記録を更新した。

モルガン・スタンレーのクレジット・ストラテジー担当責任者グレゴリー ・ピーターズ氏は「市場の機能不全への懸念が強い」と指摘。「信頼感が全般 的に欠けている。不透明感に対する恐怖感も高まっている」と語った。

米投資会社カーライル・グループ傘下のクレジットファンド、カーライル ・キャピタルがデフォルト(債務不履行)通知を受け取ったことや、世界2位 のモノライン(金融保証会社)アムバックは最上級格付けを維持するのに十分 な資金を調達できないとの見方が強まったことが、市場のデフォルト懸念を拡 大させた。

ドイツ銀行によると、北米の投資適格企業で構成するマークイットCDX 北米投資適格指数は一時、21.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇し186bpと、過去最高を記録。ニューヨーク時間午後4時17分(日本時間 7日午前6時17分)現在、185.5となっている。今年に入って108bp上昇し た。

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