米ボストン連銀総裁:住宅価格の下落は「経済へのリスク高める」

ボストン連銀のローゼングレン総裁は6日、 不動産価格の下落は信用市場を悪化させ、景気回復を遅らせることになるとの 見方を示した。

ローゼングレン総裁はマサチューセッツ州で講演し、「住宅価格が下落し 続ける限り、ローンの借り手や金融機関、市場および経済にとってリスクは高 まる。住宅価格が一層下落したら、今の問題を解決しようとしている努力をよ り困難にさせる恐れがある」と語った。

2007年初めからこれまで、金融機関が計上した資産評価損や貸し倒れは 1810億ドル(約18兆7000億円)以上に達する。これを受けて金融機関は貸 し出し基準を引き上げている。

ローゼングレン総裁は、「銀行はローン元本を現在の住宅価値にあわせて 削減し、損失を食い止め、住宅差し押さえに絡むコストを抑えることができる。 そうすれば、将来、住宅価格が上昇し、その恩恵を受けることが可能になる」 と指摘。「こうした取り組みや、その他、提案されている有益な対策は金融政 策当局者や関係者の間で議論されるべきだが、それは遅延することなく進める のが重要だ」と続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE