ゴールドマンなど5大証券の利益見通し、平均37%下方修正-KBW

証券会社キーフ・ブリュイエット・アン ド・ウッズ(KBW)のアナリスト、ローレン・スミス氏は6日付のリポート で、ゴールドマン・サックスなど米5大証券会社の第1四半期(メリルリンチ 以外は2007年12月―08年2月)収益見通しを引き下げた。下方修正は過去 1カ月近くで2度目。

スミス氏は5大証券の収益見通しを平均で37%下方修正。ゴールドマンの 1株当たり利益見通しを2.22ドルと、従来の3.02ドルから引き下げた。

モルガン・スタンレーについては1.17ドルから89セントに下方修正。 メリルリンチの1-3月(第1四半期)は85セントから42セントへ引き下げ た。リーマン・ブラザーズ・ホールディングスについては87セントと、1.23 ドルから下方修正し、ベアー・スターンズも1.50ドルから64セントに引き 下げた。

サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連証券の評価損が拡 大するとの見方から、第1四半期の収益見通しを下方修正するアナリストがこ こ2週間で十数人に上っている。また、商業用不動産ローンとそれを基に組成 した証券の損失は過去1カ月で拡大している。

スミス氏は「商業用不動産市場は住宅ローン市場が経験したのと同じよう に、価格高騰と甘い証券化基準という行き過ぎた状態からの悪影響を受けつつ ある」と指摘した。

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