欧州債:2年債下落、利回り3.31%に上昇-ECB利下げ観測が後退

欧州国債市場ではドイツ2年債相場が下落し た。欧州中央銀行(ECB)はインフレ加速を背景に利下げに踏み切らないとの 観測が広がったことが背景。

ECBは6日の定例政策委員会で政策金利を4%に据え置いた。トリシェ総 裁は記者会見で、現在の金融政策スタンスは物価安定につながっていると語った。 2年債相場は一時、株式相場の下落を背景に安全投資としての国債需要が高まっ たことを受け上昇する場面もあった。

ABNアムロ・ホールディングの債券ストラテジスト、ジェイソン・シンプ ソン氏(ロンドン在勤)は、ECBは「ややタカ派的だった。国債相場が下落し たのはそれほど驚くべきことではない」と指摘した。同氏は2年債利回りが月内 に3.4%まで上昇する可能性があるとみている。

2年債利回りはロンドン時間午後4時48分までに、前日比4ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ3.31%。一時は3.18%まで低下した。同国 債(2009年12月償還、表面利回り4%)価格は0.08ポイント下げ101.15。一 方、10年債利回りは6bp下げ3.81%となった。

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