中国:利上げ余地あり、米利下げで判断はより困難に-中銀総裁(2)

中国人民銀行の周小川総裁は6日、11年ぶ りの高い伸びとなっているインフレ抑制に向けて当局が取り組むなか、同国には 利上げを行う余地があるとの考えを示した。

同総裁は「依然として追加利上げの余地がある」と指摘した上で、「米国の 最近の利下げにより、われわれにとって政策金利の決定はより困難となってい る」と述べた。

中国は経済成長を妨げずに物価を抑制することを目指している。周総裁らは 北京で開かれている第11期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に際して記 者会見を開き、見解を示した。今年のインフレ率の上限を4.8%で抑える政府の 目標が現実的であるかについて、エコノミストの間では懐疑的な見方が強まって いる。

ドイツ銀行の中国担当主任エコノミスト、マ・ジュン氏(香港在勤)は、 「政府は依然としてインフレリスクを過小評価している」と指摘し、「現段階の 予想では、今年の消費者物価指数(CPI)上昇率を6.4%とみている」と述べ た。

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