NZドル:上昇-中央銀行の政策金利据え置き示唆で投資妙味高まる

6日の外国為替市場で、ニュージーランド(N Z)ドルは上昇。ニュージーランド(NZ)準備銀行が政策金利を過去最高水 準で据え置く方針を示したことで、高利回りの同国資産の魅力が増した。

NZドルは円に対する上昇が、16主要通貨のうちで最大。NZ準備銀行は この日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レート を過去最高の8.25%で据え置いた。ボラード総裁は、インフレ圧力により貸出 金利が「かなりの期間、現行水準」にとどまることは確実だと述べた。NZの 政策金利は国債に最高位の格付け「AAA」が付与された国のなかでアイスラ ンドに次ぐ高水準にあり、NZ資産は低金利国で資金を調達して高利回り資産 に投資するキャリー取引の投資家に選好されている。

ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、ブレンダン・オドノバン氏は 「インフレが最も大きな問題であるため、利下げは極めて遠い先のことだ」と 指摘。「金利格差は今後も大幅な状態が続くとみられ、NZドルの支援材料とな るだろう」との見方を示した。

NZドルはウェリントン時間午前9時44分(日本時間同5時44分)現在、 1NZドル=0.8026米ドル。政策金利発表直前は同0.7967米ドル、アジア 時間前日遅くは同0.7943米ドルだった。対円では、1NZドル=83円37銭 と、前日遅くの同82円32銭から上昇。16の主要通貨に対し全面高となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE