商品相場:反発-ドル下落で原油、金、トウモロコシが最高値更新

5日の商品相場は、原油、金、トウモロコシ 相場が過去最高値を更新したことから反発した。ドル相場の下落と借り入れコス トの低下を背景にインフレが加速し、原料需要が拡大するとの見方が再び高まっ たことが要因。

商品先物26銘柄で構成するブルームバーグ・コンスタント・マチュリティ 商品指数は同日、前日比41.46ポイント(2.8%)上昇し、1549.09となった。 同指数は年初来で21%高騰し、2月29日には1573.8381と、過去最高水準に達 した。

デルタ・グローバル・アドバイザーズ(カリフォルニア州)の市場担当シニ アストラテジスト、マイケル・ペント氏によると、米国では金融当局が昨年9月 以降、5回にわたって利下げを実施し、借り入れコストが低下すると予想される ことから、ドル安がさらに進み、商品相場全般の上昇につながるとみられる。デ ルタ・グローバル・アドバイザーズは約15億ドル(約1560億円)の運用を手掛 けている。

ペント氏は「商品相場はドル相場の軟化に反応しており、この傾向は続くだ ろう」と述べ、「ドルの供給が多過ぎる。ドル相場が長期的な下落傾向にあるた め、商品相場の上昇が見込まれる」との見方を示した。

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