米ゴールドマンCEO:信用市場危機は半分を過ぎただけの可能性も

米証券大手ゴールドマン・サックス・グ ループのロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)は5日、サブプ ライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題を発端にした信用市場の収縮 はやっと半分を過ぎただけかもしれないとの見方を示した。

ブランクフェインCEOはインタビューで足元の状況を野球の試合に例え、 「どうみても9回には入っていない。多分、3分の2が過ぎた段階か、半分か ら3分の2の間だ」と言明。「今年の残りの期間は、こうした問題への対応に 追われると思う」と述べた。

ゴールドマンは、米メリルリンチやシティグループに歴史的な損失をもた らした評価損計上を回避し、昨年度(11月期末)に過去最高益を上げている。 金融機関が2007年初め以降にサブプライムローン関連の証券やローンで計上 した評価損や貸し倒れ損失は1800億ドル(約18兆7000億円)強に上る。

同CEOは足元の市場低迷について、自身が仕事を始めてからこれまでに 経験したなかで、最も「広範囲で長期的な上に、深刻なものと感じる」と指摘 した。

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