米ヤフー,タイムワーナーとAOLめぐり交渉中-マイクロソフトに対抗

米インターネット検索エンジン大手ヤフーは、 ソフトウエア最大手の米マイクロソフトが提案した446億ドル(約4兆6300 億円)相当の買収提案への対抗で、米メディア大手タイムワーナーと同社傘下の インターネット部門AOLに関する合意に向けて交渉中だ。事情に詳しい関係者 1人が5日までに明らかにした。

また、ヤフーが同日発表したところによると、同社はマイクロソフトとの「委 任状争奪戦という混乱を避けて」選択肢を探る時間を確保したいとして、今月 14日としていた取締役候補の推薦期限を延期した。新しい期限はヤフーが年次 株主総会の開催日を発表してから10日後としている。

ヤフーの株主は次回総会で、取締役10人全員について再選するかどうかを 決める。同社には1年1カ月ごとに株主総会を開く義務があるが、次の総会の日 程はまだ設定していない。前回は昨年6月12日に開催した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は同日、タイムワーナーが ヤフーの取締役会に提示する可能性のある案件に関して最終作業を行っている と伝えている。事情に詳しい関係者の情報を引用した同紙によれば、AOLをヤ フーと統合する見返りに、統合後会社の「かなりの少数株」をタイムワーナーが 取得する方向という。

ヤフーの広報担当、トレーシー・シュマーラー氏は、同社取締役会が引き続 きすべての戦略的な選択肢を探っていると述べた。タイムワーナーの広報担当、 エド・アドラー氏は発言を控えた。マイクロソフトの広報担当、ビル・コックス 氏からはこれまでのところ、コメントを求める電話に返答がない。

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