欧州債:大幅下落、10年債利回り3.86%に上昇-2年債3.27%(2)

欧州10年債相場は、2週間余りで最大の下落 となった。欧州中央銀行(ECB)が6日の定例政策委員会で政策金利を据え置く 公算が大きいことを考慮すると、ドイツ10年債利回りが先週29ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下したのは正当化できないとの見方が広がった。

株式相場が上昇し、欧州の社債保有リスクが低下したことも、国債相場の押し 下げ要因だった。米2年債のドイツ2年債に対する上乗せ利回りはほぼ15年ぶり の幅に拡大した。

英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が5日発 表した2月のユーロ圏サービス業景気指数は52.3と、前月の50.6から上昇した。 ドイツの景気拡大が後押しした。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、ペーター・ミューラー氏(フランクフル ト在勤)は、「好調な経済指標は、国債利回り上昇リスクが高まったことを意味 する。現行水準は割高」と指摘した。

10年債利回りはロンドン時間午後4時17分までに、前日比7bp上げ

3.86%。同国債(2018年1月償還、表面利回り4%)価格は0.59ポイント下げ

101.04。2年債利回りは10bp上昇し3.27%となった。ミューラー氏によれば、 10年債利回りは今週、3.75-3.8%で推移するとみられている。

5日の独2年債と米2年債の利回り格差は169bpに拡大し、1993年10月 以降で最大となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が追加利下げをする一方 で、ECBは金利を据え置くとの観測が広がった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE