2月米ADP民間雇用者:2.3万人減-03年6月以来初のマイナス(3)

給与明細書作成代行会社のオートマ ティック・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービ シズが5日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、2月の米民間 部門の雇用者数は前月比2万3000人減少した。雇用者数が減少したのは 2003年6月(1万1000人減)以来初めて。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1万8000人 増だった。1月は11万9000人増(速報値13万人増)に下方修正された。

ADPは事業会社からサンプル抽出して調査。民間企業のみを対象 としたもので、政府機関による雇用は含まれない。

ハイ・フリクエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、 イアン・シェファードソン氏は「労働市場が悪化していることは明らか で、こうした減少は続くとみられる」と述べた。

業種別では製造業、建設業を含む財生産部門が7万人減少した。建 設業は3万人減で、2006年8月以来の減少数は合計で23万6000人とな った。一方、サービス部門は4万7000人増加。そのうち、金融業は 5000人減少した。

雇用者数が500人以上の大企業の雇用者数は3万4000人減少。従業 員が50-499人の中堅企業は4000人減、49人以下の小企業では1万 5000人増加した。

労働省は7日に2月の雇用統計を発表する。ブルームバーグニュー スがまとめた非農業部門雇用者数のエコノミスト予想中央値は2万5000 人増。1月は1万7000人減少だった。また、2月の失業率は5%と前月 の4.9%から上昇が予想されている。

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