アジア株:5日続落、原油反落でエネルギー関連下落-金融株も安い

5日のアジア株式相場は5営業日続落。銀 行の利益減少の懸念が強まったほか、原油相場が過去最高値から反落したこと を受け、金融銘柄やエネルギー株を中心に値下がりした。

クレディ・スイス・グループがインドの銀行に対する投資判断を引き下げた ことから、同国の銀行2位、ICICI銀行が売られ、終値ベースで約4カ月 ぶりの安値となりそうだ。オーストラリアの銀行大手、ウエストパック銀行も 安い。メリルリンチが金利上昇で豪州の銀行は打撃を受けるとの見方を示した ことが嫌気された。中国最大の海洋石油会社、中国海洋石油(Cnooc)は 香港株の下げを主導。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長によれば、 ますます「嫌な感じ」が強まっており、投資家は「先週末大きく下げて、きの うも下落したことで値ごろ感がある分、売るに売れない。ただ不透明感が強い ので、買う機会もない」といったジレンマに陥っているという。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時現在、前日比0.5%安の

141.43。前日までの4営業日で4.9%下げていた。日経平均株価は0.2%安 の1万2972円06銭で終了。一時は0.4%高となる場面もあった。中国本土 のCSI300指数は0.9%安で引けた。

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