銀監会:中国本土個人による香港株購入計画、開始遅れる-株価下落で

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は5 日、同国政府が本土の個人投資家による香港株購入計画の開始を遅らせること を決定したと発表した。中国政府は、国民が株式市場で老後の蓄えを失うこと がないよう保護することに腐心している。

銀監会の劉明康主席はこの日、北京で開かれている全国人民代表大会(全 人代、国会に相当)で、「市場の状況が変化したため、導入するには計画の手 直しが必要だ」と述べ、「同計画を導入するタイミングを検討している」と説 明した。

中国は昨年8月に「直行列車」と呼ばれる同プログラムを発表。これに対 し、監督当局は経験不足の本土投資家が、相場が大きく下落した際にサーキッ トブレーカーの発動がない香港市場で損失を出し、苦境に立たされる恐れがあ るとの懸念を表明し、実施が先送りされていた。

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