2月の英消費者信頼感指数:約3年ぶりの低水準-ネーションワイド

英住宅金融大手ネーションワイド・ビルデ ィング・ソサエティが5日発表した2月の英消費者信頼感指数は、この3年余 りで最低の水準となった。食料品とエネルギーのコスト上昇が個人消費に響い ている。

同社が電子メールで配布した資料によれば、2月の指数は前月比3ポイン ト低下の78と、2004年5月の統計開始以来の最低となった。統計はネーショ ンワイドの委託を受けた市場調査会社テーラー・ネルソン・ソフレスが1月21 日から2月17日に、1000人を対象に実施した調査を基にまとめた。

イングランド銀行の見通しでは、国際商品価格が過去最高となったことで、 今年のインフレ率は10年ぶり高水準の3.1%付近に押し上げられ、個人消費や 成長率を維持するために、政策金利を引き下げる余地が少なくなる恐れがある。 エコノミストは、イングランド銀は6日の政策決定会合で政策金利を据え置く と予想している。過去3カ月に2回の利下げを実施していた。

ネーションワイドのシニアエコノミスト、マーティン・ガーバウワー氏は 資料で、「食料品や燃料コスト上昇が家計に与える影響を考えれば、消費者信 頼感の継続的な下降傾向は予測された」と指摘。「将来の経済状況に関する不 透明感の拡大も、全般的な消費者心理に影響を与えた可能性が高い」との見方 を示した。

消費意欲を示す消費指数は4ポイント低下の64、現在の景気に対する見方 を表す現況指数は7ポイント下げて76だった。

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