2月米ISM非製造業指数2カ月連続50割れ、雇用1.8万人増か-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関64社を対象に実施した調査の予想中央値によれば、米供給管理協会(IS M)が5日に発表する2月の非製造業景況指数は47.3と、サービス業活動の 拡大と縮小の境目である50を、2カ月連続で割り込みそうだ。1月は44.6 (修正値)だった。金融市場の混乱や建設セクターの落ち込みが、米経済全体 に波及してきている。

こうした状況は、米経済がリセッション(景気後退)の瀬戸際にあるか、 既にリセッション入りしたことを示している。不動産価格下落や株安、雇用悪 化は、消費に打撃を与えている。給与明細書作成代行会社のオートマティッ ク・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが同日発 表予定の米民間部門雇用者数は、過去4年余りで最低水準となりそうだ。

バークレイズ・キャピタルのシニアエコノミスト、ジュリア・コロナド氏 は「経済活動でかなり急な減速がみられる」と指摘。「住宅と金融セクターが 全体の足を大きく引っ張っており、他の部門は減速または鈍化している」と述 べた。

ISM非製造業景況指数の発表時刻は午前10時(ワシントン時間、以下 同じ)。ブルームバーグ調査での予想レンジは43-52。ブルームバーグ・ニュ ースの計算では、1月の数値は1997年7月に記録を取り始めて以来で最低だ った。

午前8時15分に発表されるADPエンプロイヤー・サービシズ調査の2 月の米民間部門の雇用者数は、前月比1万8000人増(24社の中央値)が見込 まれている。予想通りなら、2003年7月以来の低水準になる。

米労働省が午前8時半に発表する07年10-12月(第4四半期)の非農業 部門労働生産性指数(改定値)は前期比年率1.8%上昇(65社の中央値)と、 速報値と同水準と予想されている。景気が鈍化するなかで、企業はコスト削減 策の一環として労働時間を減らした。

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