米SEC、ヘッジファンドを提訴-サブプライム投資関連の不正めぐり

米証券取引委員会(SEC)は4日、ヘッジ ファンドのツー・トンプソン・ファイナンシャル(ユタ州ソルトレークシティ ー)を提訴したことを明らかにした。サブプライム住宅ローン(信用力の低い 人向け住宅ローン)金融大手ニュー・センチュリー・ファイナンシャルへの投 資に関連し、顧客を欺く不正行為があったと主張している。

SECによると、同社と幹部3人が従事していた「トレーディング戦略は、 投資家に説明したものよりかなりリスクが高かった」という。幹部3人も提訴 されている。ツー・トンプソンは昨年、運用ファンドの資産価値が計約6000万 ドル(約62億ドル)減少した。

SECによると、ツー・トンプソンは、ニュー・センチュリーが昨年4月 に破産手続きを開始する数週間前に同社株を購入。この投資に伴う損失をカバ ーするため、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラテリティ指数(V IX)を対象にした「漸進的にリスクを高めた」投資を行い、損失をさらに膨 らませたという。

ツー・トンプソンの代理人、ジョン・マクダーモット弁護士は、SECの 訴状をまだ見ていないため、コメントできないとしている。

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