インドのICICI銀行:海外投資で270億円超の評価損(2)

インドの銀行2位、ICICI銀行は、海 外の投資資産で2億6400万ドル(約272億円)の評価損を出した。米サブプラ イム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機の発生以来、インドの銀行が発 表した損失としては最大となる。

ICICI銀の共同マネジング・ディレクター、チャンダ・コッチャル氏 が電話インタビューで述べたところよると、同行は2007年12月までに9000万 ドルを引き当てたほか、08年1-3月(第4四半期)にさらに7000万ドルの 引当金を予定している。

インド財務省高官のパワン・クマー・バンサル氏が4日の議会答弁で、I CICI銀の損失について明らかにしたことを受け、同行株はボンベイ証券取 引所の取引で一時、前日比9.3%安を付けた。終値は5.2%安の971.60ルピー。

プラナブ・セキュリティーズのラジェシュ・ジャイン最高経営責任者(C EO)は「損失規模は予想外で、市場は動揺した」として、「このような兆候 が氷山の一角に過ぎないことを投資家は経験から学んでいる」と話した。

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