豪中銀総裁補佐:金利上昇や豪ドル高などが経済成長冷やす抑制要因

オーストラリア準備銀行(RBA)のマルコ ム・エデイ総裁補佐は5日、国内の金利上昇や融資姿勢の厳格化、豪ドル上昇、 世界的な景気減速は豪州の景気拡大を冷やす「重大な抑制要因」だとの見解を示 した。

エディ総裁補佐はシドニーで企業幹部を前に講演し、「いずれインフレの下 押し圧力になるとみられる一部の要因が作用している」と述べた。

RBAは4日、インフレ抑制に向けて4週間で2回目の利上げに動いたが、 エディ総裁補佐の発言は、RBAが利上げを休止する可能性を示唆している。最 近の経済統計によると、資金調達コストが12年ぶりの高水準にあることで小売 売上高が伸び悩み、企業や消費者の景況感も悪化している。

同総裁補佐は、豪州の経済成長は「今年と来年について潜在成長率を下回る 水準に鈍化する」とRBAが分析していると説明。「これは潜在的なインフレ圧 力の一部緩和に寄与するだろう」と述べた。

豪ドルはシドニー時間午前9時17分(日本時間同7時17分)現在、1豪 ドル=0.9257米ドルと、同補佐の講演内容が明らかになる直前の0.9276米ド ルから下落。2年物豪国債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下の6.53%。

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