ダラス連銀総裁:米景気減速、インフレを抑制するとは確信できない

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は4日、 英ロンドンで講演し、米国の経済成長率は6月末までは「潜在成長率を下回 る」との見通しを示した上で、そうした景気減速がインフレを抑えるかどうか は確かではないとの見解を示した。

フィッシャー総裁は、「米景気減速がインフレを抑える、さらに重要なこ とにインフレ期待を抑制すると、確信を持って仮定することはできないという のが私個人の見解だ」と語った。

連邦公開市場委員会(FOMC)は2008年の米経済成長率を1.3-2%と みているが、フィッシャー総裁は自身の成長率見通しは最も「弱気」に属する と述べた。同氏は1月30日にFOMCが決定した0.5ポイントの利下げには 反対票を投じた。

フィッシャー総裁は、「米国経済が勢いを失うリスクはあるが、米国のエ ンジンは力強く、エンストを起こすとは考えられない」と語り、「米国経済の 走行速度は大幅に減速し、今四半期および来四半期は潜在成長率を下回るだろ う」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE