米シティ、さらなる資本必要の公算-ドバイ・インターナショナル(2

ドバイ政府系投資会社ドバイ・インターナシ ョナル・キャピタルのサミール・アル・アンサリ最高経営責任者(CEO)は4 日、米銀最大手シティグループについて、米サブプライム(信用力の低い個人向 け)住宅ローン問題に絡んだ損失が膨らむなか、海外投資家からの追加出資が必 要になる公算があるとの見方を示した。

シティは昨年11月、アブダビ投資庁(ADIA)から75億ドル(約7730 億円)相当の出資を受けると発表。同行は過去最大の住宅ローン関連損失で時価 総額がほぼ半減し、チャールズ・プリンス前CEOが辞任に追い込まれる事態と なっていた。またシティは今年1月、シンガポールやクウェートの政府を含む投 資家から合計145億ドルの追加出資を受け入れることを明らかにした。

アンサリCEOは、ドバイでのプライベートエクイティ(PE、未公開株) に関する会議で、「私の考えでは、シティなど金融機関の救済には、現在より一 段と多い資本が必要になるだろう」と語った。

メリルリンチのアナリスト、ガイ・モスコウスキー氏は4日付のリポートで、 シティが2008年1-3月(第1四半期)決算で、1株当たり1.66ドルの赤字を 発表する公算が高いとの見方を示している。

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