アジア株:4営業日続落-商品値上がりとオーストラリア利上げを嫌気

4日のアジア株式相場は4営業日続落。商 品相場が過去最高となり、オーストラリア準備銀行が政策金利を12年ぶりの高 水準に引き上げたことが売り材料となった。

原油値上がりが燃料コストを高め、利益を圧迫するとの懸念から、東京電 力が公益株の下げを主導した。オーストラリアの不動産開発最大手、レンド・ リースは、豪利上げを嫌気し、2年ぶり安値となった。

SATOアセットマネジメントの佐藤博社長は、原材料コスト上昇と米景 気減速で、現行水準の企業利益が来年度も続くか不透明だと指摘した上で、状 況は予想より悪化しており、まだ株価にそれが十分織り込まれていないと分析 した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時40分現在、前日比0.5%安 の142.92。一時は0.4%高となった。前日までの3営業日では4.6%下落。4営 業日続落は、昨年12月20日までの7営業日連続安以来で最長の下落局面。

日経平均株価は前日比10銭高の1万2992円28銭で終了。アジア太平洋地 域では、主要株価指数の大半が下落した。

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