豪中銀:0.25ポイント利上げ、12年ぶり高水準の7.25%-予想通り

オーストラリア準備銀行(RBA)は4日に 開いた政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを0.25 ポイント引き上げ、7.25%に設定した。この4週間で2回目の利上げで、政策金 利は約12年ぶり高水準となった。1991年以来の高い伸びを示しているインフレ 抑制を目指す。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、エコノミスト27人全員が

0.25ポイントの利上げを予想していた。RBAは昨年8月と11月に続き、今年 2月にも利上げを実施していた。

米国やカナダ、英国が世界的な景気減速と信用市場の混乱から自国経済を防 衛するため、利下げを示唆しているにもかかわらず、RBAは約4年ぶりに2カ 月連続の利上げに踏み切った。天然資源の輸出拡大がけん引役となった豪州の過 去16年間の景気拡大で、同国の失業率は1974年以来の低水準を記録。労働力不 足は深刻化しており、賃金とインフレ率の押し上げ要因となっている。

RBAは声明で、「国内外で入手可能な情報を考慮し、政策委員会は長期に わたる2-3%のインフレ率達成に向け、一段の金融引き締めが必要だとの結論 に達した」と説明した。

今回の利上げは2002年5月以来で12回目となり、米国との金利差は4.25 ポイントに拡大した。02年当時の政策金利は4.25%だった。

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